算出方法と出典

「キャリア査定AI」(キャリア市場価値診断)が表示する推定市場価値が、どのようなデータと手順で算出されているかを公開します。

1. 算出の3ステップ

  1. 公的統計から基準値を取得 — 厚生労働省の賃金構造基本統計調査に基づき、職種×年齢帯ごとの基準年収(推定)を用意しています。
  2. 個人の回答で補正 — 経験年数・マネジメント経験・保有スキル・転職回数の回答に応じて、基準値を一定の係数で上下に補正します(乱数は使わず、同じ回答なら常に同じ結果になります)。
  3. AIによる個別レポート化 — 算出された数値と回答内容をもとに、強み・伸びしろなどの解説をAIが文章化します。数値そのものはAIではなく上記の計算で決まります。

2. 出典データと年次

基礎データの出典は、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(2026年3月24日公表)です。 統計データは政府統計の総合窓口(e-Stat)で確認できます。

年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」として算出し、10万円単位に丸めています。

診断の職種と統計上の職種分類との対応

賃金構造基本統計調査の職種分類は本診断の8職種と1対1では一致しないため、次の対応で近い職種の値を使っています。この点は推定の前提としてご理解ください。

  • エンジニア: 「ソフトウェア作成者」を代表値として使用
  • 営業: 「その他の営業職業従事者」と「機械器具・通信・システム営業職業従事者」の平均
  • マーケ: 「企画事務員」で代用(マーケティング専門職の区分が統計にないため)
  • 企画: 「企画事務員」を使用
  • 管理部門: 「総合事務員」と「会計事務従事者」の平均
  • 販売・サービス: 「販売店員」と「飲食物給仕従事者」の平均
  • 医療・介護: 「看護師」6割+「介護職員」4割の加重平均
  • その他: 全職種平均(第1表)を使用

また、統計の年齢階級(5歳刻み)を診断の年齢帯に合わせる際は、隣接する年齢階級の加重平均を用い、45歳以上は45〜49歳の値を保守的に(低めに)採用しています。

3. 推定レンジについて

診断結果では、推定市場価値を1つの金額だけでなく「◯◯〜◯◯万円」という幅(推定レンジ)でも表示しています。 統計に基づく推定には、職種分類の対応(上記2)や個人ごとの状況の違いによる誤差が必ず含まれるため、 一点の金額で断定するのではなく、推定値を中心に一定割合の幅を持たせて10万円単位に丸めた値を併記しています。 実際の年収がこの幅に収まることを保証するものではなく、「この程度の幅を持った推定である」という目安としてご覧ください。

4. 5年後の統計ベース推定について

診断結果の「5年後の推定」は、賃金構造基本統計調査における次の年齢帯の基準値に、 現在の回答から得られた補正係数をそのまま掛け合わせて機械的に算出した参考値です (45歳以上の方は次の年齢帯の統計値を用いず、現在の基準値を据え置いています)。 つまり「今の職種・スキル・役割のまま、統計上の年齢帯だけが進んだ場合」の推定であり、 今後の昇進・転職・スキルの変化・賃金水準の変動などは織り込んでいません。 将来の年収を予測・保証するものではない点にご注意ください。

5. 推定の限界と免責事項

  • 表示される金額はあくまで統計に基づく推定値であり、実際の年収・転職の結果を保証するものではありません。
  • 実際の年収は、企業規模・業界・地域・雇用形態・具体的な職務内容・選考結果などにより大きく変わります。
  • 統計上の職種分類との対応(上記2)による誤差が含まれます。
  • 本サービスは求人紹介・転職成功を約束するものではありません。転職サービスの利用可否・選択はご自身の判断でお願いします。

6. 運営者情報

運営者: 桜庭ひろきみ

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